富裕層(50代60代)、いわゆる
シニア世代をマーケットにした、1000万から受付する資産運用サービス「野村ラップ口座」を始めることを野村證券が発表しました。ある調査では来年度から約3年間で大量の
退職者が出る予定といわれていて、来年度から〜2010年までの間、大量の退職者に支払われる一時退職金は推定で50兆円にも及ぶとされています。
「野村ラップ口座」とは、アメリカでは広く一般的に受けられているサービスの1つで、証券会社が個人投資家に
株式売買、
資産管理などのサービスを1つの口座にまとめて提供するというサービスです。今までは法的な問題が関係して日本ではなじみが薄いものでしたが、このたびの法改正によりスムーズに提供されることになりこれから広く浸透していくと思われます。
野村ラップ口座では、証券会社が顧客から預かった資金を
株、
債券、
投資信託などで一括運用し、顧客と相談しながら運用のガイドラインを決定して9種類の資産を組み合わせて顧客に提案するという仕組みになっています。
また、退職後の相談も受け付けるとのことです。多くの退職金を受け取ったシニア世代が、これからの人生を考える上での選択肢の一つとなりそうです。
posted by 資産運用局 at 08:57
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
資産運用